Originator Profile 技術について
OPについての「よくある質問」Originator Profile (OP) 技術とは、インターネット上の情報(コンテンツ)の作成者・発信者を、ユーザーが確認するためのデジタル技術です。コンテンツにおけるファクトではなく、コンテンツ作成者・発信者が誰か、また、作成者・発信者の企業姿勢、編集方針、報道責任、情報発信ポリシーなどの情報について、第三者機関が認証をした上で識別子が付与されるものです。
ユーザーにとっては、コンテンツ作成者・発信者の確認が容易になるばかりでなく、情報が改ざんされていないことも確認できることなどから、偽・誤情報が判別しやすくなります。これにより、偽・誤情報やアドフラウドなどの氾濫が抑止される可能性が高まります。透明性をもって様々なステークホルダーがOP技術を利用する仕組みを整備できれば、ネット空間の健全性が保たれ、公益性を高めることにもつながると考えています。
このような技術が求められている、現在のデジタル空間の課題や OP 技術が目指す方向性については、次の動画にて解説しています。OP 技術が目指すデジタル社会の方向性や、情報発信者に求める基本姿勢などについては「Originator Profile 憲章」をご覧ください。
情報技術と Web の発達が社会に様々な恩恵をもたらす一方で、偽・誤情報や誹謗中傷の拡散、ニュースの信頼性の低下といった、新たな課題が生じています。技術が生み出してしまった課題は、技術での解決を目指す。その技術の研究開発のために設立したのが Originator Profile 技術研究組合 (OP CIP) です。OP CIP の設立に至る背景や目的についてより詳しくは次の理事長からのメッセージをご覧ください。
理事長からのメッセージ
インターネットは地球全体で一つの空間。社会に大きな利益をもたらしていますが、偽・誤情報や誹謗中傷拡散という新たな課題も生じています。その解決技術としてOPを提案します。
Originator Profile 解説記事
OPについての「よくある質問」Originator Profile についてより詳しくは、以下のメディア掲載記事などもご覧ください。
- ネット記事・広告 信頼向上を…村井純氏 慶応大教授[岐路の資本主義]特別編 デジタル時代の情報危機 (読売新聞オンライン)
- OP 技術開発を始める背景や目的・期待について、OP CIP 理事長の村井純のインタビュー記事です。
- インターネット白書 2024
- 第3部インターネットと社会制度において、OPが目指す姿と機能、期待される効果、今後の展開について解説しています。
- 内閣府消費者委員会「第6回 消費者をエンパワーするデジタル技術に関する専門調査会」での OP の取り組み紹介
- OP の取り組みと概要を内閣府消費者委員会で説明した際の資料が公開されています。
- デジタル庁「Trusted Web の実現に向けたユースケース実証事業」の成果物公開
- Trusted Web の実現に向けたユースケースとして “Trusted Web Advertising System with OP” という実証事業を行った成果物が公開されています。
Originator Profile 技術について、より詳しい解説についてはご用意が出来次第、本ページに掲載予定です。